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宇宙のあいさつ
宇宙のあいさつ
星新一
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植民地獲得のために地球から派遣されてきた宇宙船は、うってつけの惑星を占領することができた。温暖な気候、豊富な食料、従順な住民たち、200歳の平均寿命――、疲れた地球人のための保養地として申し分なかった。しかし、喜びも束の間、おそるべき事実が……。 無気味なアイロニーのあふれる表題作など、奔放なアイデアと洒脱なエスプリで人間の本質を鋭く捉える傑作ショートショート35編! 初刊本は『宇宙のあいさつ』早川書房(ハヤカワ・SF・シリーズ)/1963.08。ただし、新潮文庫版『ボッコちゃん』と重複した短編6編「愛用の時計」「妖精」「被害」「白い記憶」「冬きたりなば」「プレゼント」を割愛・再編集。 目次 宇宙のあいさつ 願望 貴重な研究 小さくて大きな事故 危機 ジャックと豆の木 気まぐれな星 対策 宇宙の男たち 悪人と善良な市民 不景気 リンゴ 解決 その夜 初夢 羽衣 期待 反応 治療 タイム・ボックス 景品 窓 適当な方法 運の悪い男 贈り主 タバコ 初雪 救助 繁栄の花 泉 美の神 ひとり占め 奇妙な社員 砂漠の星で 夜の流れ あとがき
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